ジョブメドレー様 インタビュー

発達に課題を抱えるお子様と保護者様を教育・療育・心理支援でサポート!(株)ツバサ・翼学院グループ支援力と魅力

未就学児から高・大進学、就労までワンストップで支える株式会社ツバサ・翼学院グループ。2017年には、スタッフとご家族、お客様、地域社会を大切にする会社の称号「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」(厚労省後援)実行委員会特別賞を受賞しました。同社独自の支援力と働く場としての魅力に迫ります。【PR】株式会社ツバサ・翼学院グループ

未就学児から高・大進学、就職までワンストップで支援

2008年創業の株式会社ツバサ・翼学院グループは、発達障害、不登校、対人関係に課題があるお子様とそれを支える保護者様のための教育・療育・心理支援を行っています。未就学児から高・大進学、就労までグループ内で多様な専門職が支える体制が整っています。

東京都葛飾区の青砥駅前校には近隣の都道府県から、オンライン翼学院には海外からも翼学院グループ独自の支援を求めてたくさんのお子様が通所しています。発達障害や学習障害、不登校児の支援で定評のある児童発達支援・放課後等デイサービス「つばさクラブ」3事業所、保護者支援も行う「相談支援事業所つばさ・カウンセリングルームつばさ」、発達障害児・生徒のための進学・補習塾「翼学院」「オンライン翼学院」、高校・大学卒業や就職などの目的に応じたカリキュラムを提供する「翼学院高等部」で6事業所を展開しています。芦澤代表の書籍の読者や講演を聞いた方など全国から問い合わせが絶えず、公認心理師、作業療法士、社会福祉士、学校教員、保育士、保健師、養護教諭などの多様な専門職がチームで支援を行っています。

地域社会や利用者様だけでなくスタッフの方にとっても文字通り「日本でいちばん大切にしたい会社」である翼学院グループ。その支援力と働く魅力を芦澤代表と現場の職員2人に聞きました。

芦澤 唯志さん(代表取締役)

ADHDや算数障害の自らの体験から独自の教育法「芦澤式学習法」を考案。「発達障害で悩むお子様、保護者様の幸せを実現する」というミッションをもとに2008年に株式会社ツバサ・翼学院グループを創業。公認心理師、相談支援専門員の資格を持つほか、情報経営イノベーション専門職大学客員教授、公益財団法人産業教育振興中央会理事などを務めて発達障害児の権利擁護活動も行っている。

松田 有紀子さん(福祉事業部管理課 管理係長)

教員免許を活かして児童一人ひとりに合った支援がおこないたいという思いから、2013年に新卒で株式会社ツバサに入社。現在、つばさクラブ青砥駅前の児童発達支援管理責任者として働きながら、福祉部門と学習指導部門の橋渡し役も担う。

伊倉 みのりさん(作業療法士)

就労移行支援事業所、精神科病院にて経験を積む。早期発達段階における児童支援の必要性を感じ、2022年に株式会社ツバサに中途入社。つばさクラブ青砥駅前にて専門性を活かした支援の実施、イベントの企画を担当する。

発達障害当事者としての体験を原点として

芦澤さん:私自身、幼少期にはADHDや双極性障害によりいじめや不登校、非行を経験し、社会人になってからはうつ病を患うなど、創業までの人生は決して平坦な道のりではありませんでした。

創業の原点となったのは、父の自殺未遂、私自身の離婚から重篤なうつ病を患い働けなくなってしまったときに行った発達障害児を支えるボラティア活動です。ご自身が苦しいはずのお子様が敏感に私の心身の状態を感じ取り、思いやる言葉をかけてくれる。自分の幼少期、原点を見る思いでした。「この子たちのために役立ちたい」という切実な思いから創業に至りました。

創業後間もなく、保護者様から「学校で先生に教室から追い出されてしまう」「子どもの特性を理解してもらえないから、学校に話してほしい」などの要望を頂くようになったんです。

小さな塾の経営者だった当時、教育委員会や学校に相談しても相手にはされませんでした。学校に適応できず、周囲との関わりで苦しんでいるお子様の姿が自分の幼少期と重ね合わさり、学習面だけでなく生活支援も行いたい、合わせてお子様や保護者様の声を政府や文部科学省など政策を決定いく方達に届けたいという思いが深まりました。

そこで、平成24年の法改正の時に児童発達支援・放課後等デイサービス(放デイ)「つばさクラブ」を開設しました。

私たちは公認心理師、保健師、社会福祉士などの専門職がチームとなって、保護者様のメンタルケアや社会資源活用の支援を行っています。

安全基地・療育の場としてのつばさクラブ、学習・進路指導の場としての翼学院が両輪となり、計画相談・保護者支援のための相談支援事業所つばさ、心理支援・検査を行うカウンセリングルームつばさ、不登校・中退などのセフティーネットとしての翼学院高等部がお子様、保護者様を支えます。

KABC-ⅡやSCT、Vineland-IIなどの心理検査を自社で行っているのも翼学院グループの特長です。支援や指導を行いながらの観察、生育歴、保護者様との面談、関係機関との連携などのアセスメント情報を共有して総合的な支援を行うことで、場当たり的な関わりやスタッフが支援の仕方に悩んだり、迷ったりすることを防ぐことができます。新卒の方や未経験の方から「翼学院グループに入社して支援の楽しさを知った。専門性が高まった。」という声を聞くことも私達の喜びの一つです。

ご家庭、保護者様の存在やあり方はお子様の生育にとって、とても重要な影響を与えます。「我が子にどのように接したら良いかわからない」と悩んでいらっしゃる保護者様も少なくありません。いじめ、不登校、親子関係、学習・・・様々な相談が全国から寄せられています。電話やメールの第一声が「助けてください」という相談も稀ではありません。保護者様だけでなく、学校、医療機関、他の療育機関からも相談を受けることもあります。他職種連携による専門性の高さだけでなく「すべてはお子様とそれを支える保護者様のため」という強い思いで結束したスタッフの絆が私たちの力の源です。

ピアカウンセリング、ペアレントトレーニングなどの開催だけでなく、送迎などで顔を合わせる機会に保護者様との立ち話もとても大切だと考えています。そういう時には同世代のお母さんスタッフが大活躍しています!

「翼学院グループとつながっていれば安心」と思っていただける場づくりは、創業時から変わらない私たちの使命です。

社会の要望、スタッフの想いに応える愛のある会社づくり

話しやすい雰囲気になるようオープンコミュニケーションを心がけています。ヒヤリ・ハットや失敗を隠さずに相談することでマイナス評価をされずに、むしろプラスだということが社内に浸透しています。上司や経営者と直に相談することができるだけでなく、スタッフ個人や事業所で困っていること、解決できないことを福祉部問全体で考える会を週2回開催しています。

例えば会の中で私自身が「○○の仕組みづくりのアイデアが浮かばないんだけれども・・・」と相談すると、会の参加者からたくさんの意見が寄せられます。押し付けられるのではなく皆で話し合って決めていくから、日々の業務も納得して取り組めるのです。

「すべてはお子様とそれを支える保護者様のため」という熱い思いを持って入社してくださるスタッフの間でも、考え方が異なることがたくさんあります。私はむしろ違うことが健全だと思っています。多様性、インクルーシブを目標とする福祉事業で違いをなくそうとすることはナンセンスです。

しかし皆がバラバラでは企業としてまとまらなくなってしまいます。それがお子様の安全や安心に影響してしまうことは避けなければなりません。そのためにオープンコミュニケーションがとても重要だと考えています。

支援や業務の悩みの相談はもちろんのこと、仕事以外の話題もOKなスタッフサロンを勤務時間中に開催しています。勤務時間中だから子育て世代のスタッフも参加することができます。その他にも定期的な懇親会、社員旅行、地域のイベントへの参加などチームワークが高まる機会がたくさんあります。勤務時間外で行うイベントについては自由参加ですが、多くのスタッフが集まってくれています。またイベントへの家族の参加も歓迎しています。

例えば当社は南葛SC(注:サッカー漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼が所属するチームと同名のプロサッカーチーム)のパートナー企業として、日本代表などのサッカー選手が利用者様に教えてくださる機会があるのですが、サッカーをやっているスタッフのお子さんも参加するなど家族ぐるみで交流する機会も設けています。

事業所内はもちろんのこと、事業所間でも仲が良いのが当社の特徴です。事業所ごとに競い合うのではなく「こんな制作物を作ったから使ってみて」などシェアする文化が根付いています。

仕事だけでなくプライベートも充実している様子が見られるのは、私にとっても喜びですから、職員一人ひとりの生活やご家族も大切にしてほしいなと思っています。

いじめや不登校など数値だけでは窺い知れないお子様を取り巻く環境の課題や保護者様の悩みを政府や中央省庁などに伝えるためです。私の行っている活動はすべて「お子様とそれを支える保護者様のため」に繋がっています。そのことをスタッフがわかってくれているので、現場の声をたくさん私に伝えてくれます。

また都立高校などで行う講演にスタッフに同行してもらい、高校生から受ける反応を一緒に感じ取り、生徒から後日送られてくる手紙なども共有しています。「Z世代は・・とか世間では言われているけれども、熱い思いを持っているんですね!」その高校の卒業生が翼学院グループの採用試験を受けることもあります。このように感じることが次世代を育てるスタッフのモチベーションに繋がっています。

事業面では、社会的な期待に応えていきたいです。翼学院の通塾圏は1時間半、中にはシンガポールからオンラインで学んでいる子もいます。また近隣の県からつばさクラブならではの支援を求めて通所されている利用者様もいます。2012年に日経トップリーダーの取材を受けたときには「高度の専門性を追求するので規模の拡大は考えない。」と答えたのですが、たくさんの声に後押しされて事業所の増設も検討しています。

組織としては、スタッフの物心両面を支え続けるワークライフバランスを実現できる企業であり続けたいです。意欲や頑張りが評価されることはとても大切ですが、お客様にも伝えているように「苦手なことには折り合いをつけて、得意なことを活かす」ことができる企業でありたい。翼学院グループで働くことに幸せを感じられる、愛のある組織づくりが私の使命ですね。

すべてはお子様とそれを支える保護者様のため、ご自身の得意なことを活かしチームワークで支援する」共感してくださる方は、ぜひ翼学院グループの門を叩いてください。

「オンリーワン」企業の温かさと人財育成に惹かれ入社

私は中学校の教員免許を持っていて、就職活動で公立の学校にするか民間で個々の子どもに合う学習支援をするかで悩んでいました。さまざまな学校、企業を調べるなかで翼学院のサイトを見つけたんです。そこにはお正月に副代表が作ったお汁粉をみんなで食べて励まし合っている一枚の写真が載っていました。これを見た瞬間、ほかにはない温かみやふれあいを感じ「働くならここだ!」と思ったのがきっかけです。

面接前に当時1校舎しかなかった翼学院の裏にあるアパートを借りて採用選考に臨みました。

公立の学校とは異なるアプローチができると感じたからです。教育実習で学校に行った経験から、公立では生徒一人ひとりが必要とする支援を行う難しさを感じていました。

一方翼学院では、心理検査や保護者面談、お子様との入塾前の面談や体験授業を通して、一人ひとりの特性を理解し、最適な関わり方や学習方法を多職種で相談して決めます。日々の指導やご家庭や学校の様子はカンファレンスを通じてフィードバックされ、支援方法や学習内容の見直しをおこなうため、個々人の状況に合うサポートができるんです。

代表からは面接で「落ちたらどうするの?」と心配されましたが、どうしてもこの会社で働きたいと伝えて無事採用されました。今年で入社10年目になります。

これまで就労移行支援と病院の精神科領域で、主に成人患者を対象に作業療法をおこなってきました。

利用者様・患者様と関わるなかで、一人ひとりがご自身の長所や得意なことを知り、自信を持って過ごしていただくためには、早期発達段階からの支援が重要なのではないかと考えるようになりました。

そこで、子どもたちの成長に関わる仕事に興味を抱き、児童発達支援分野への挑戦を決めました。

正直最初は会社についてよく知りませんでしたが、深く調べて翼学院グループの評判を知り「私で務まるのかな……」と不安を感じました。

でも、面接は不安を打ち消すくらい優しい雰囲気で、代表と副代表に自分の専門性や支援に対する思いを評価してもらえました。「ご自分やご家族を大切にするから、仕事も頑張れるんだよ。」という考え方を伺ったことも、ここで働く決め手となりましたね。

職員の成長も手厚くサポート

座学の研修はもちろんのこと、新入社員それぞれの専門性や特性にあったメンターがOJTを行ってくれます。実務を通して支援方法やお子さん一人ひとりの特性について理解を深めることができます。メンターにはどんなことでも相談ができます。それだけでなく管理者や経営者にもいつでも相談ができることが魅力です。

また、全職種共通で受ける社内研修と、職種や部門ごとに受講する社外研修もあります。作業療法士協会などの職能団体や学会の研修費用は会社が負担してくれますし、出張扱いで参加させてもらえるんです。

管理者の場合は、福祉の研修以外に、代表が本部委員を務める東京商工会議所の研修にも参加することができます。他社の管理者とともに学ぶ中で、自分の成長を感じています。「新卒10年目で、すごいですね!」とグループワークの中で私の親と同世代の上場企業の管理者などに褒められると「この会社で頑張ってよかった!」と感じられます。

私の業務は多岐にわたります。児童発達支援管理責任者として個別支援計画の作成や保護者との連絡がメインですが、ツバサの核ともなる事業所間連携を図るのも大切な業務ですね。

放デイが中心となってサポートしていたお子さんが、その範囲内で学びきれないことがあれば進学・補習塾の翼学院につなげたり、心理的なケアが必要だと判断すればカウンセリングルームつばさに心理検査や支援を依頼するなど、グループ全体の橋渡し役を担っています。

翼学院グループは区内の放デイ全事業所が加盟している事業所連絡会の会長企業なので、グループワークで他社の児責管のファシリテートをすることがあります。加えてメディアの取材対応も担当業務の一つです。TVキー局すべてが翼学院グループの取材に来ているのですが、中でもお笑い芸人ナイツさんの番組に代表たちと一緒出演したことは思い出となっています。入社前は想像できなかったような刺激的な毎日を送っています。

「ナイツのHIT商品会議室」で考案された、ツバサのキャラクターつばさくん(左)とつばさちゃん(右)。希望するスタッフは地域イベントやテレビ・会社のYouTubeチャンネルへの出演など、さまざまな経験を積むことができる。

私は作業療法を通して個々のお子様の特性に応じた支援と、心理職が実施する心理検査の報告書作成のサポートをおこなっています。専門的支援実施計画についても公認心理師や保健師、相談支援専門員、社会福祉士、保育士、など多職種に相談できるので最適な計画立案ができるので安心できます。

入社直後から経験やスキルに関わらず「伊倉さんはどう考える?」と自分の専門性や意見を尊重してくれたことがとても嬉しかったです。ほかの職種の視点も学べるので自分が成長でき、チームで支援している実感が日々湧いています。

葛飾区がおこなっている「こども子育てフェスタ」というイベントに出展したことです。「心と頭の発達を促す工作体験」というタイトルで、企画から当日の運営までチーム編成をして担当しました。

数千人の来場者があるイベントなのでオープン前は緊張しましたが、大勢の方に来ていただき盛況でした。社内チームの結束力が強まりましたし、何よりたくさんの笑顔に触れることで地域とのつながりを感じました。

2017年に厚生労働省が後援する「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」で、実行委員会特別賞を受賞し、その表彰式で代表と一緒に登壇したことです。この賞は事業内容だけでなく、従業員やその家族、地域をいかに大切にする取り組みをしているかが基準となって決められます。

同年にTOTOさん、4年後にはサントリーさんなど名だたる企業も選ばれています。「すごい会社で働いているんですね」と言われる機会も多く、あのときの感動はいまでも日々の原動力になっています。

スキル・経験によらず安心して応募してほしい

成長を支えてくれることと、何より職場の雰囲気が良いことだと思っています。50人のスタッフがいて、意地悪な人が本当にいないんです! これってすごいことだと思います!見学にみえる応募者の方が皆さん「温かい雰囲気ですね!」と言ってくださることを誇りに感じます。

私は児童発達分野未経験でしたが意欲を評価してもらえて、挑戦の機会をたくさんいただきました。一人ではなく、いつも会社が一緒に走ってくれるので心強いです。

あと、福利厚生が充実しているのも魅力です。沖縄でのダイビング、北海道周遊、萩津和野では重要文化財の茶碗での茶道体験など、アウトドア・インドア派いずれも楽しめる社員旅行、家庭の事情で宿泊できないスタッフにはヘリコプター遊覧や東京湾クルーズなどの感動体験を通じて職員同士が交流する場が設けられています。

また家庭の都合やプライベートに合わせてきちんとお休みも取れるのも魅力です。私も先日5連休をいただいて実家に帰ってきました。福祉の職場で連休を取れるのは珍しいと思います。

「お子様とご家族を支えたい」という熱い思いを持っている方に、ぜひ仲間になってほしいです。

卒業したお子様が「仕事の部署が変わった、結婚した、子どもが生まれた」などの報告に翼学院グループを訪ねてくださいます。卒業生の保護者様がピアカウンセリングに自主的に参加して利用者様のご家族の相談に乗ってくださったり。私たちが支援してきた利用者様にとって、翼学院グループがいつでも帰ってくることができる場所になっているんだなと感じます。未就学から卒業、将来まで支え続けることができるのは大きな喜びす。

「翼学院グループに繋がっているならば大丈夫!」と地域の保護者様の間や学校、医療機関からも言われていることをとても誇りに感じるとともに責任も感じます。意欲があれば経験やスキルを身につけることができる環境が整っています。興味を持った方は安心して応募なさってください。お待ちしています!

▼応募を検討している方へのメッセージ

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